プラスチック問題を主観的に訴える展示 京都里山SDGsラボ「ことす」
廃校となった学校を利用した京都里山SDGsラボ「ことす」に、プラスチックについて学び、持続可能な関係性について考えるための展示学習施設「プラ・スクール」が2025年2月15日にオープン。
毎日何気なく使っているプラスチック製品ですが、近年、環境汚染などから、社会課題にもなっています。「プラ・スクール」は、「プラスチックについて深く知ってもらうことで、大切に使う意識を育み、循環利用や環境中のプラスチック回収(清掃活動)など、意識・行動変容につなげたい」という熱い想いのもと、研究者や企業関係者が議論を重ね、ユニークな展示空間が実現しました。
この「プラ・スクール」の展示導入部分に設置されるモニュメントを、octangle合同会社が制作。プラスチック問題について、主観的に大切さを訴え、意識・行動変容につながるような造形物「Plastic Umbrella Blues」をデザインし、制作しました。
パートナー:総合地球環境学研究所ほか
アートプロデュース・制作: octangle
< Plastic Umbrella Blues >
それは20世紀に人類が生みだし、人々の生活に欠かせない存在となったにもかかわらず、甚大な環境への影響が今後も地球に残り続ける存在。
正義か悪か。
そんな苦しく切ない心の叫びを表現した「 Plastic Umbrella Blues 」
年間約8000万本も廃棄されているビニール傘を再利用したアップサイクルモニュメントを設置する。
あなたの心に問いかける、
少し先の未来を変えるため。
<展示について>
京都里山SDGsラボ ことす2F「 プラ・スクール 」 2025年2月15日OPEN
京都市右京区京北周山町下寺田11 元京北第一小内
京都里山SDGsラボ ことすWEBサイト
・ごみゼロEXPO 2025 in KYOTO ~「プラ・スクール」へようこそ!~
▼プログラム詳細
https://eco.kyoto-u.ac.jp/sdgs/kyoto-times/5926/
【ご協力のお願い】ビニール傘回収始めます!
廃棄ビニール傘が、京都里山SDGsラボ「ことす」や万博会場で飾るアップサイクルアート作品などに生まれ変わります。
使われなくなって放置されている傘や壊れて使用できなくなった傘など処分する前に再利用できるかを考えてみませんか。
▼ビニール傘回収について(SDGs KYOTO TIMES掲載情報)
https://eco.kyoto-u.ac.jp/sdgs/kyoto-times/6091/
<ビニール傘の回収>
◆受付日時:2025年2月14日(金)
◆受付場所:QUESTION4階 Community Steps(https://question.kyoto-shinkin.co.jp/)
住所:京都市中京区河原町通御池下る 下丸屋町390-2
今後も、定期的に京都府内でのクリーンアップ活動を予定しており、そちらでもビニール傘の回収を実施予定です。
supported by グリーンバード京都
総合地球環境学研究所
総合地球環境学研究所(地球研)は2001年に創設され、2004年には⼤学共同利⽤機関法⼈⼈間⽂化研究機構の⼀員となりました。
⼤学共同利⽤機関として⼤学単独ではできない研究基盤を提供し、⼈⽂学・社会科学・⾃然科学の⽂理融合による学際研究に加え、社会と連携・協働した超学際研究により、「⼈と⾃然の相互作⽤環」を根源的かつ包括的に理解し、地球環境問題の解決に向けた実践を⽬指す「総合地球環境学」を先導します。
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