少し先の未来を変えるために、
今私たちに何ができるだろう?

毎日のオシャレも、お気に入りのYouTubeも、欠かさず見ているSNSも、
どれも自分にとっては大切だけど、

空の青さや、透き通った川の水や、美しく咲く花のために、
今私たちに何ができるだろう?

机を囲んで議論するのではなく、
空を見上げて行動しよう。

少し先の未来を変える。

octangle

octangle[オクタングル]は、2022年に誕生したアップサイクルブランドです。
「UPCYCLE×CREATIVE」をコンセプトに、役割を終え使用しなくなったモノに洗練されたデザインや機能性を与え、新しい付加価値を持ったアイテムへと再生させる、サステナブルなものづくりに取り組んでいます。

アップサイクルの特性上、二つと同じものはなく全て一点物です。
製造工程における分解・洗浄・消毒から圧着・裁断・縫製・検品に至るすべての作業を職人が手作業で丁寧にお作りしております。

|オンリーワンな独自素材|

”ビニール傘の廃棄問題”

毎年大量に廃棄されているビニール傘。年間約8000万本ものビニール傘が消費され、その多くが半年以内で廃棄されています。安価なビニール傘は分解に手間がかかる上、さまざまな素材で作られているため、リサイクルのための分別がしにくいという特徴があります。また、生地部分に塩化ビニールが使われている製品も多く、焼却処理の際にダイオキシンが発生してしまうことから、その多くが埋め立てられ、環境に大きな負荷を与えています。

 

”ビニール傘から生まれ変わった独自素材”

役割を終えたビニール傘を回収・選別・分解・洗浄し、専用のプレス機でビニールを何層にも圧着すると、“Recycled material-再生素材”の生地となります。半透明で凸凹した素材は、光に反射すると独特な質感でキラキラとしたテクスチャーがうまれます。 ビニール傘がベースなので、「水や汚れに強く」「軽量なのに丈夫」です。

|高品質な製品を生み出す職人技|

ビニール傘は、大きさやビニールの質、厚みが異なるため、機械での裁断は難しく、手作業による裁断を行います。ビニール一枚一枚の状態を確認しながら選別し、パーツごとに枚数を変え、製品を加工していきます。滑りやすく厚みにバラつきのある生地のため、裁縫が非常に難しく、高度な技術が必要となります。長くご愛用いただくため、職人が一つ一つ丁寧に手作業で、心を込めてお作りしております。

|Motivation|

代表の水谷哲朗が約20年間ディスプレイ業界で空間プロデュースや制作ディレクションに携わってきた経験から、環境問題へ興味を抱いたことをきっかけに、2022年8月にアップサイクルブランドoctangleが誕生しました。

一時的なプロモーション期間が終了すると、その多くが産業廃棄物として処理される造作物。ディスプレイ業界だけではなく、サステナブルな世界を目指すうえでは社会全体で考えるべき課題です。

octangleではアップサイクル自体の認知度を向上させ、環境に配慮した考え方があたり前の文化として根付いていくことをミッションに、様々な商品開発を通じてサステナブルな未来に貢献してまいります。
第一弾商品として【ビニール傘から生まれ変わったサステナブルバッグ】の販売を開始し、今後はビニール傘以外にもディスプレイ業界やその他分野にもスポットライトをあて、「少し先の未来を変える」という素敵な体験を感じることのできるブランドとして成長していきたいと思います。

Produced by Tetso Mizutani / Haru(octangle)

ART DIRECTOR / STYLIST / PHOTOGRAPHER
Kenichi Yoshida(SECESSION)